1987年につくられたがんの痛み治療の国際基準です。世界中でがんの痛みに苦しむ人が多いにもかかわらず、モルヒネをはじめとするオピオイド(医療用麻薬)に対する根強い誤解や偏見が、がんの痛み治療の実現を阻んでいました。WHOはその現状を救うため、世界中のどんな貧しい国でも入手でき、簡単に治療できる経口のモルヒネを中心とした痛み治療の国際基準を作成しました。簡単でわかりやすいことから日本でも基本的な考え方として採用されています。